心配ごと 悩みごと 迷いごと あなたの悩みを必ず解決します。世界天主館

天霊からのメッセージ

2008年6月上梓
福田祥徳 著

天霊からのメッセージ

絶望するな!嘆くな!天霊があなたを救う

あなたがどんなに辛い悩みや苦しみを抱えていても、にっちもさっちもいかないということはありません。必ず道は開けます。闇の中にも光は見えてきます。必ず救われることを信じて生きてください。

救われるために神仏があり、天霊が存在するのです。神仏は理解し、信仰することによって救いをもたらしますが、天霊はただすがりつくことによって、悩みや苦しみを取り除いていただけるのです。宗教と天霊の違いはそこにあります。

宗教は教えであり、天霊はパワーです。信仰や教えによって心の悩みは解消することがあっても、病気を治したり、痛みを取り去ったり、運命を変えたりすることはできません。ところが天から授かるパワーは、あらゆる悩みを解決してくれます。天霊の力は直接的にあなたの苦悩を救ってくれます。

悩みの原因は多岐に渡っています。病気や人間関係など悩みのいろいろです。病気の苦しみは当事者にとって耐え難い苦悩です。病気には身体の病気もあれば、精神的な病気もあります。ガンのような命に関わる重病もあれば、喘息、リウマチ、ノイローゼ、ウツ病などの難病も本人にとっては大きな悩みです。また、病気ではないかもしれませんが、薬物依存やアルコール中毒も本人にとっては大きな苦しみです。

病気の悩みではありませんが、子供の非行、登校拒否、いじめに苦しむ子供、親子の不和、夫婦の危機という悩みもあります。

結婚生活は誰もが幸せというわけではありません。性格の不一致や配偶者の浮気の悩みも、当事者にとっては辛いものです。離婚、縁談、恋愛、就職、職場、犯罪・・・・・と、悩みの現象は数えきれません。まさにこの世は悩みの海、悲哀の海、迷いの海です。人間は苦悩の海に漂う木の葉船です。難病で苦しんでいる京都の大富豪が私に言いました。

「この病気の苦しみを救ってくれたら、無一文になってもいい。どうか、助けてください」と、私の手にすがりつくのです。この人はリウマチの重症患者で、寝たきりの生活を送っていました。私はこの人の悲願に応えて、夜を徹して悪因縁解脱の供養祈願をいたしました。天霊のパワーによって、見事にこの方は15年来の病気の苦しみから開放されました。

病の苦しみは当事者にしか分かりません。病の苦しみを背負っている人は、全ての財産を失ってもいいから病の苦しみから逃れたいと思います。

余談ですが、この大富豪は病の治った後、無一文にはなりませんでしたが、恵まれない施設への寄付など、今までの生活態度とは大きく違った奉仕の心で生きています。

あまりに苦しみが大きいと、人間は絶望します。生きていく気力がなくなります。絶望する人の多くは、救いが手の届かない、遠いところにあると思っているのです。救いに自分は無縁だと考えています。ところが、実はそうではないのです。救いはあなたの近くにあります。天霊はあなたのすぐそばにあるのです。

数年前、こんなことがありました。その人は47歳の男性でした。この人は自殺を考えていました。自殺というより、老母と息子を殺して自分も死のうと無理心中を計画していたのです。

あまりの苦悩の大きさに、神経が狂ってしまったのでしょうか・・・・・。無理心中の誘惑は、日に日に強くなるばかりでした。いつの間にか病の老母の首に己の両の手の指を絡ませたことも、1度や2度ではありませんでした。このままではとんでもないことが起こる・・・・・。男性は我が胸をかきむしり、恐れ戦いたということでした。

ふとしたことで私という人間の存在を知り、その方は訪ねてきました。どうせすがってみても仕方がないと思いながら、駄目でもともと、ワラにもすがる思いで訪ねてきたのでしょう。

確かに、話を訊いてみますと、まさに、この世の地獄を1人で背負っているような方でした。40歳にして立ち上げた会社は7年目にして行き詰まり、倒産の危機に瀕していました。原因は幾つかありますが、一番の理由は親会社が事業不振におちいり、下請けの仕事が途絶えたことでした。その悩みに追い打ちをかけるように、息子は非行で警察に補導されました。開放された後は中学校に通おうともしません。来春の高校受験はすでに投げているように見えました。

会社が順調だった頃に妻に請われて始めたスナック経営も赤字続きです。むごい話ですが、店のママだった妻は、若い男性の客と駆け落ちしてしまいました。怒りと絶望の渦に巻き込まれている男性に、決定的な現実が突きつけられました。78歳になった老母が脳梗塞で倒れてしまったのです。病院から戻された老母は、口が利けず、虚ろな眼を虚空に向けて寝ているだけの生ける屍でした。

いっそのこと、息子と老母を殺して自殺しようと考えるのも、無理からぬことだったかもしれません。その男性は、その前夜に私のところにやってきたのです。

「こんな私でも助けてもらえるのですか?」

必死の眼で私を見つめて身を乗り出しました。死を決心した暗い顔でした。私は、相手の必死の眼をしっかりと受け止めながら言いました。

「あなたに全身をなげうって救われたいと思う気持ちがある限り、天霊は必ずあなたを救います。あなたはただ、それを信じることです」

それから私は、約2時間の面談でじっくりと語り合い、その人の死だけに向かっている気持ちを、ひとまず、冷静になるようにつとめました。帰る頃には、すわっていた眼が穏やかな光を取り戻しました。暗くしめった声に、張りが出てきたような気がしました。

この人を救わねばならぬ。

帰って行く後ろ姿を見送りながら、私は心に誓いました。その夜から、私は三日三晩に渡り、天霊と交信しました。天のパワーが確かな手応えで私に降りて来るのが、はっきりと感じられました。そのパワーを、私は男性の乱れに乱れた因縁の解脱に振り向けたのです。私はやることは全てやりました。私は男性が救われたことを確信しました。その男性が喜びを全身にみなぎらせて私を訪ねて来たのは、それから半月後のことでした。

あの絶望に打ちひしがれて私を訪ねて来た日、私と話すことで心が安らぎ、その男性は、全てを天に任せてみようと、あの日から数日間を静かに過ごしたそうです。まず、老母に変化が現われました。利けなかった口が呂律が回らないながらも話せるようになり、やがて歩けるようになったということです。そして、不自由な右手で炊事の支度をするようになりました。

それから大きく変わったのは息子です。鍵をかけた部屋に引きこもっていたのが、憑きものが落ちたように、まともな表情で語りかけてくるようになりました。学校にも行くようになり、非行児特有の態度が影をひそめたということです。

「俺に狐が憑いていたのかもしれないな。父さん、ごめんよ」

そう言うと、胸にすがって泣いたということです。この息子と老母のために死に物狂いで働いて家庭を守ってみせる。男性は心に誓ったのです。そんな彼を鼓舞するように、親会社から思いがけない大量の発注がありました。発注は約1年、長期にわたって続く見通しとのことです。倒産の危機はひとまず脱しました。社員や工員たちとの結束も一段と強まり、会社に活力がみなぎって参りました。

妻のいない家庭は、とりあえず工員の奥さんがパートで家事を見てくれることになり、それなりの日常生活が始まったということです。老母の介護も、今のところはほとんど必要がありません。まさに、天霊のパワーは偉大です。この結果にどんな理屈がいりましょうか。絶望からの脱出は、天霊のパワーが力を貸してくださったのです。絶望して、今まさに崩壊しようとした家庭に、偉大なパワーの恵が届いたのです。何と有難いことでしょう。

これは後日の話ですが、一時の迷いから家庭を捨てた奥様も深く詫びて家庭に戻られ、今は家族が心を1つにして幸せに暮らしているとのことです。天霊ある限り、この世に救われない苦悩などありません。天霊を信じ、救われることを信じて、どんな困難にも負けずに立ち向かっていきましょう。それを願って一書をしたためた次第です。なぜ、人は救われるのか?人はなぜ、絶望せずに立ち直れるのか?この真実を、天霊の存在から解き明かしてみようと思ってペンを取りました。

【まえがきより】

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